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    2012.02.26 Sunday

    はなげちゃん物語 - 3 - 最終回

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      「最初のあのコしかいない」と電話をもらった次の土曜日に、保護ボラさんがはなげちゃんをお家に連れてきてくれることになりました。

      待ち合わせ場所に行くと、すぐに保護ボラさんには会えたのですが…荷物は普通のショルダーバッグひとつ。


      あれ?猫はいないの???


      ちゃんといますよー、と笑いながらショルダーバッグのファスナーを開けると…

      そこには、小さな小さな子猫がお財布やポーチのすき間に、ちんまりと座っていました。


      「逃げたり暴れたりしないのですか?」と聞くと、このコはすごくおとなしいから大丈夫、とのこと。


      「おとなしすぎてねえ…全然鳴かないから、もしかして声が出ないコなのじゃないかと心配してたのだけれど、たま~に小さな声で鳴くから声が出ないわけではないみたい。」
      「他の子猫は、人間のひざに乗ったりじゃれたりするのに、このコは全然ひざに乗ったり積極的にじゃれたりしないの。かまってあげるとそれなりに甘えるのだけれど…」
      「なんていうか、ちょっと子猫っぽくないのよ。それもあって、最初、お譲りするのをためらったんです…。子猫っぽい子猫を期待してたんでしょ?」



      家に着いてショルダーバッグから出してもらうと、怖がる様子もなく、部屋の中をきょろきょろしながら歩き回っています。怯えてにゃーにゃー鳴くことは、もちろん、ありませんでした。



      保護ボラさんが帰った後、寝っ転がってお腹の上にのせてみたりしたのですが、まったく動ぜず。

      そして、お腹の上で寝てしまいました。



      はなげちゃんを初めて見た感想は、もちろん「かわいい!!」でした。

      「写真うつりが悪いのね」「かわいいね~かわいいね~」「全然ブサイクじゃないねハート
      と興奮する私。でも、夫の返事は「…う、うん。そう…かもね…」と歯切れが悪い。


      後日、その時のことを聞くと

      「初めて見た時は『…これはひどい…』と思ったんだよね。いくらなんでもこれはないなあ、と。せっかくの初めての子猫なんだから、もうちょっとなんとかならなかったのかと(笑)。もちろん、今はすごくかわいいコだけどね。」


      そういえば、「かわいいでしょ~ハート」と友人に送りまくった写メの反応も、「…う、うん。そう…かもね…」(夫と同じだ!)、「あ~子猫きたんだぁ」(猫についての感想はなし)、「泥棒猫みたい」(ひどい!)など、さんざんだったのでした。



      <終わり>






      クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

      次回は「むなげちゃん物語」、始まります。
      2012.02.21 Tuesday

      はなげちゃん物語 - 2 -

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        ブサイクな子猫の里親応募をした後、すぐに電話がきました。


        猫飼育歴、家族構成などいくつかの質問の後に言われたのは


        子猫よりも1才ぐらいのコが良いと思いますよ。

         あのコは小さすぎてお宅ではちょっと無理かと…。

         ちょうどそれぐらいのコがいますから、そちらをお渡ししますよ。」



        何度か「あのコがいいんです」と食い下がっても、やはり回答は同じ。
        あきらめて、じゃあ1才ぐらいのコでいいです、と言って電話を切りました。

        正直、がっかりしました。
        すごく悩んで、迷って、あのコをお家に迎えたいな、と思ったのに…
        でも、日中はひとりでお留守番しなければいけない環境のうえ、ちゃんと子猫と暮らすのは初めての私ではやっぱり2〜3カ月の子猫は無理なのかな、とも思いました。
        子猫をお迎えしたいことには変わりないので、少し大きな別のコでもいいのだろう、と思うようにしました。

        その「1才ぐらいのコ」は、写真も見てないし性格も毛色も何もわからないのだけれど、来週、そのコが来ることになってしまいました。

        若干、釈然としませんでしたが、元々、毛色や見た目にはこだわっていなかったし、性格もちょっと見ただけではちゃんとわからないだろうから、まあ、どんなコでもオッケーだから…、と思うようにしました。


        2〜3日後に、保護ボラさんから電話が。

        「1才ぐらいのコなんですが…私が思っていたコはもうお家が決まってしまっていました。ごめんなさい。代わりに、半年ぐらいのコがいるのですが、どうですか?」

        私としては、すでにどんなコでもいいという状態だったので、返事はOK。


        そして、受渡予定日の前日に、またまた保護ボラさんから電話が。

        「半年ぐらいのコなんですが…私が思っていたコはもうお家が決まってしまっていました。ごめんなさい。」


        デジャヴのようなお言葉が!


        「代わりのコは…探したのですが1匹もいなくて…
         最初のあのコしか今はいないそうなのですが、どうですか?」



        もちろん、ウェルカムです!


        そうして、はなげちゃんはお家にやってきました。







        お家に着た早々、ソファでくつろぐ、はなげちゃん。

        ※リモコンは、大きさ比較用です。



        <続く>






        クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

        「月刊 はなげちゃん」になりそう!と、先週あたりからあせりつつ、なんとか月2回刊行ぐらいにおさまりました。

        この続きは早目に書いて、一気に最終回まで持っていきたいのですよ〜汗


        なぜなら、すごいネタ(略して、すごネタ)があるのですものびっくりびっくりびっくり


        すごネタのために、次回以降は頑張りたいです。

        …「むなげちゃん物語」も書きたいのですがなあ…すごネタを書くべきか、むなげちゃんを書くべきか…
        2012.02.01 Wednesday

        はなげちゃん物語 - 1 -

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          9年前の今日、はなげちゃんが家族になりました。



          前の年の夏に猫と暮らせる家に引っ越してから、「猫と暮らしたい」とずっと思っていたものの、ちゃんと育てられるか、責任を持って家族にすることができるか…いろいろたくさん考えた結果、やっとお迎えすることになった子猫が、はなげちゃんでした。

          「猫と暮らしたい」と思ってから、人づてに聞いたり、里親サイトをみたりしていのですが、なかなか決心がつきませんでした。



          ある日、会社の人から、「あなたの住んでいる自治体でも子猫の里親を募集しているよ」ということを聞きました。
          自治体のHPを見てみると、清掃部門のページに、猫の里親募集の掲示がありました。

          5〜6匹の子猫たちの写真と紹介文が掲載されていました。

          子猫はやっぱりかわいいなあ…と、ほんわかしながら眺めていると、1匹、なんだかものすごくブサイクな子猫の写真にいきあたりました。


          「なんじゃこりゃ…」


          私の素直な第一印象です。


          子猫といえば、イコール、ハートカワイイハート


          万国共通の認識だと思っていました。


          でも、目の前の写真の子猫は…まぎれもなく、子猫なのに…(※ここでは、生後90日以内の子猫しか掲載できないのです)



          まったくかわいくないのです。



          子猫を飼うことに少なからず夢も抱いていた私は、かわいいかわいい、食べてしまいたいくらいにかわいい子猫をお迎えしたいと思っていたのです。

          私は女の子を希望していたのですが、残念ながら、その自治体の掲示では、女の子はそのブサイクな子だけでした。



          さすがに、ちょっとこの子は…と思い、別のルートから子猫を探すことに決めました。





          2〜3日してから、ふと思いました。
          「あのブサイクな子は、お家が決まったかな…」

          あんなブサイクでは、多分、誰も欲しいって言わないかな…そうだよね、みんなかわいい子猫が欲しいもんね…じゃあ、あの子はどうなっちゃうのだろう。お家が決まらないと、やっぱり、保健所なのかなあ…


          一度気になりだすと、もう、気になって気になって、毎日そのことばかり考えてしまいます。


          私のなかでいきついた結論は

          「みんなかわいい子が欲しいんだから、あんなブサイクな子は、多分、絶対にお家が決まらない。でも…かわいい子しか生き残れないのって…なんだかおかしい。
          でも、私だってかわいい子が欲しいと思って、あのブサイクな子を敬遠したんだよね。
          『女は容姿じゃない』なんて言われているけど、猫は容姿のよくない子は、生きていくことすらできないの?
          もし、あのブサイクな子が、お家が決まらなくて死んでしまったら、それはとてもとても胸が痛い。」




          そして、私は「あのブサイクな子の里親になりたい」と、自治体に電話したのでした。



          <続く>






          クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

          そのときに掲示されていた、はなげちゃんです。



          「かわいい子猫」と紹介されても、この写真では…汗
          足が大きいですね。このときは、そのことにはまったく気が付きませんでした。






          あれから9年後の、今日のはなげちゃん。
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